2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『みじかい恋の長い唄』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●詩よりもみじかい人生で愛を語る。みじかいからこそ愛を得られたらラッキーなことです。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 愛があるならば強くなれるの どんなことにも打ち勝てるの (強さと剣・10/07/31・hiroc8)

『翼について』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●君の愛でぜひ飛びたいと思うのです。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ もしも翼があったなら 君の街まで飛んでいきたいそして気づいてもらえるまで飛び続けるよ (君に会いに来たから・10/07/30・hiroc8)

『土曜日の画廊』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●さみしくせつない。土曜日ならば賑わっていそうなものなのに。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 君にはもしかしたらみえないかもしれないけど僕たちを繋ぐ糸は確かにここにあるのです。ほら。 (細くて切れそうでも・10/07/29・hiroc8)

『ビギナー』スピッツ

☆草野マサムネ*作詞作曲●君に届くまで…ビギナーな気持ちのまま自分の理想を叫び求め続ける。なんと確たる決意表明だろう。 人間はこんな風に自分の理想を求めていく生き物なんだろう。それをスピッツらしく草野マサムネらしく体現してしまうとはやはりすごい…

『少女から神さまへの?マークつきのお手紙』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●シンプルで難解。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ もとのもとをたどればぼくときみは近い存在である (もと・10/07/27・hiroc8)

『オルフェ』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●それなら入口は水たまりの中にあるのでしょう。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 人間は想像して創造する生き物なのか 想像力が何かを作り出し明日に繋ぐ(想像した未来・10/07/26・hiroc8)

『劇場』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●人生は自分劇場である。 いくつも仮面をつけて日常を演じていく場面もあるだろう。自分の人生の主演は自分以外にない。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 君を思い出せないようにしたいのに細胞が恋しがる(あきらめられないこと・10/07/25・hiroc8)

『贈物』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●思い出と宝石、どちらもあればいいのだが。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ どこまでだったら君を探しにいけるのか 君をさがす旅にいく準備はできた (切符を手に入れて・10/07/24・hiroc8)

『ある日』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●恋のない子は恋をする!◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 君に恋して狂いはじめた。 (恋したら・10/07/23・hiroc8)

『魔法』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●そんな宝石を君からもらいたい。魔法にかけてよ。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 君がこの世界のどこかに存在するから狂わないでいるんだと思う。こうして穏やかに過ごせるんだと思う。すべては君次第。 (存在・10/07/22・hiroc8)

『お月さましか話相手がいなかったら』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●盗まれた月でだれかが幸せになるのならそれでいいのかもしれない。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 君がふみだした一歩は大きくて確実だ 僕は何もできずにただ君をみている(静動・10/07/21・hiroc8)

『真珠』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●恋しくて愛しいと流した涙は真珠になる。美しい。 純粋な涙を大人になってから流しても真珠になるのだろうか。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 抱えきれない程大きくなる 細胞に浸透してるから切り離せない だれもが持っているどうしようもないもの(孤独…

『てのひらをじっと見る詩』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●愛さえあれば宝石をつくることができる。そんな愛を得られた人は幸せだ。だから人間は愛を探してしまうんだろうな。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 元気ですか? 君が大好きな夏がやってきたよ。 夏には毎年会えるけどいつか会えなくなってしまう時もく…

『あなたへの手紙』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●あなたへの手紙をこんな素直な気持ちで書いたなら届くのだろうか。 ただ愛しく思ってギュッとなるせつない思い。 それは君に出合う前から心には咲き始めているんだろう◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 花占いを「好き」がでるまでやったら結果は絶対「好…

『サマータイム』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●貝殻追放でいなくなった人はどこにいくんでしょうか。この街以外であればどこでもよいのでしょうか。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 君の顔も仕草も言葉も声もすべてが思い出せなかったらこんなに苦しくないだろう どんなに高い薬も効き目などなく 特効…

『消えてしまった子供たち』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●消しゴムで消してしまったこと…やっぱり思い出せないなぁ。書いたときは光を持っていたはずのに。消しゴムは消したものを抹消してしまう威力があるんだね。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 抱く思いは幻想で地平線の遥か彼方に容易く飛んでいく (答え・1…

『書く』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●うん。そうだね。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 僕にしかできないことで君をまもるんだ だからいってらっしゃい (正しいことかわからないけど・10/07/15・hiroc8)

『さがす』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●ひとは心を満たす何かを常に探している。どんなに探してもこどくをうめつくすものはどこにもないのかもしれない。 人間はひとりで生まれてひとりで死んでいくんだからだれといても楽しいことをしてもこどくからはのがれられないんだ。…

ハシバミの枝(グリム童話集5)

グリム童話集5『ハシバミの枝』☆国松孝二*訳☆偕成社文庫●今も昔もたしかなお守りの木。

『引き算』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●10からひいてのこるのはぼくときみでそこからはじまるぼくらの恋の唄。必要なのはきみとぼく。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 狂おしいほどの会いたい気持ちはどこへもいけない。 君のところ以外へはいけないこのふくらんじゃった思い どこへ投げても僕…

天国の結婚式(グリム童話集5)

グリム童話集5『天国の結婚式』☆国松孝二*訳☆偕成社文庫●かなしくないはずなのに悲しいな。結婚式は明るいものなのに。

『引き算』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●私もさみしくなる。でもなにかを引いた方がよいときもあったりする。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 片想いは自分の気持ちの勝手なる暴走を見て見ぬふりをする。そして偶然は暴走をさらに加速していく。 (気持ちの行方・10/07/10・hiroc8)

おばあさん(グリム童話集5)

グリム童話集5『おばあさん』☆国松孝二*訳☆偕成社文庫●そうとも限らないけど息子を早く亡くしてしまった理由にはなるのだろうか。 気持ちはやわらぐのだろうか?

『たし算』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●リス+木の実=うれしい、母のない子+唄=少しさみしくない、ぼく+きみ=明るい生き物になったらよいな。たし算はもとのものよりプラスになるから希望があるのかな。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 気持ちが走りたがったとしてもどうしようもない ジ…

『赤ずきん』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●どこかにあるかもしれません。いろんなことができる赤ずきん。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 平穏無事 君の笑顔(七夕・10/07/07・hiroc8)

『幸福についての七つの詩6』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●幸福にも休暇があるなら終わるのを待ちましょう。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 一日に一回以上君を思う 息を深く吸って心の奥にまたそれをしまってみたり (思いのすみか・10/07/06・hiroc8)

『幸福についての七つの詩5』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●イエス!幸福は素手でつかみましょう。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 雨は音や匂いで存在を訴える 生きているものすべてが必要としている (雨・10/07/05・hiroc8)

『幸福についての七つの詩4』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●一番欲しいものを手に入れる代わりにだれかが大変なことになるなら一番言いたいことを言わないと思うよ。だれかに悲しい思いをさせて手に入れたもので幸福にはなれないのではなでしょうか。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 自分以外のだれかのためにやっ…

『幸福についての七つの詩3』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●二人でできることできないこと。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 時間は平等で一定だ。 自分がゆったりしても慌てていてもかわらない1分1秒 相変わらず永遠に向かって時を刻み続けるんだろう。 (チクタクチクタク…・10/07/03・hiroc8)

『幸福についての七つの詩2』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

☆寺山修司*詩☆角川文庫●幸福の重さはささやかでもいい。ささやかな幸福をひたすらかみしめたい。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 会いたい、会いたい、会いたい。まだまだもっと会いたいと伝えたい。(君にみとれたい・10/07/02・hiroc8)