『別離(わかれ)/1809年-1813年』バイロン詩集

吉田新一 訳

三笠書房

●わかれの傷はいえることはあるまい。きみがこんな風に思っている間は特に。

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さみしい気持ちは君と共有することでうすらいでいくのかもしれぬ
孤独とは絶対に消せない自分にくっついている
透明な一部

切り離すことは到底できない
生まれて死んでいく時には必ずあらわになるのだから
(こどく・10/12/08・hiroc8)