☆寺山修司*詩☆角川文庫●自分の書いた海で泳いでみたいね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 潮の匂いが香る 海はいつも存在感をアピールしてくる(海より・09/06/30・hiroc8)

☆きのゆり*詩☆牧村慶子*絵●あじさいは雨の中揺れている。紫陽花。あじさいの名前も素敵だね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 自分の放つ言葉を輝かせたいのにそんな言葉が出てこない いつも同じで繰り返しもしもあなたがいたら想像できないくらい弾んだ言葉が生まれるのかな…

グリム童話集3『年のわかい大男』☆植田敏郎＊訳☆偕成社文庫●力が強すぎても困るもんです。こんな人はいやですね。

☆寺山修司*詩☆角川文庫●ふれるとは心と心がふれあうことなら海とふれあうにはどうしたらよいかな？ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 時々見かけるその人はリズムが決まっていて 誰にも頼らず凛としている その人を見ると自分が恥ずかしくなったり、いろんな思いがあふれてくる(…

☆きのゆり*詩☆牧村慶子*絵●悲しいことなのに悲しくないのはこの主人公の思いなのかな。 自分のてのひらにすっぽり包まれてしまうという。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ それは鋭く自分の心を突き刺す 小さな剣なのに威力はばっちり 二度と立ち上がれないほど対抗するには金…

グリム童話集3『ガチョウ番の少女』☆植田敏郎＊訳☆偕成社文庫●悪い人、良い人がはっきりしている。その人たちが幸せになるかどうかメリハリのあってわかりやすい。 当たり前だけどずるしない人が幸せになって欲しいです。

☆寺山修司*詩☆角川文庫●海にアクセスしようなんて無謀です。この壮大な海を人間が採譜なんてできるのでしょうか？ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 雨の音がやさしくて、それに合わせて歌ってみる。 いつもの曲がにぎやかになり、落ち着くな。(雨の音・09/06/24・hiroc8)

☆きのゆり*詩☆牧村慶子*絵●普段は目に見えないけどたしかに存在する。こんな風にして風は存在をアピールしているのだろう。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 『大丈夫』と10回言葉にしてみたら本当に大丈夫になった…気がする。(大丈夫・09/06/24・hiroc8)

グリム童話集3『なきながらはねるヒバリ』☆植田敏郎＊訳☆偕成社文庫●繰り返しのお話はなんだかとてもワクワクする。子どものような素直な心で読めたならもっとお話は壮大な世界で自分に迫ってくるだろう。大人になると想像力が半分に減ってしまうのじゃなか…

☆寺山修司*詩☆角川文庫●不可能性にかけてみないといけないのです。 きっと。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 自分のまわりをきちんとできないのにだれか他の人を幸せにできるわけがない。 そんな当たり前のことにいつ気がつくんだろう 日常に言い訳して、明日に逃げていく い…

☆きのゆり*詩☆牧村慶子*絵●だれもが思ってしまうことなのかな？そんな美しい人もそんな風に思うのかしら？ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ どうしても素直に聞き入れることができない 反対のことを言ってくれればきっとその反対をするのにな 物事はシンプルだけど複雑であるの…

グリム童話集3『貧乏人と金持ち』☆植田敏郎＊訳☆偕成社文庫●対照的な二組。要は自分よりも相手を思う心が大切である。

Cookie Count: A Tasty Pop-up作者: Robert Sabuda出版社/メーカー: Little Simon発売日: 1997/11/01メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (16件) を見る『Cookie Count』 ☆A Tasty Pop-Up ☆Robert Sabuta ☆Little Simon●今…

☆寺山修司*詩☆角川文庫●生きていても、死んでいてもやはり青い海をみたいという気持ちは同じです。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 緑の降り注ぐ林の中で深呼吸する 呼吸するたびに緑の呼吸の音が聞こえるようだ やさしく、やわらかな呼吸が 緑の呼吸が体の中を廻る(呼吸・09/…

☆きのゆり*詩☆牧村慶子*絵●素敵な詩だ。春の日はみんなこんな気持ちにさせてくれるのかな。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 細胞から突き上げられるような衝撃(食欲・09/06/13・hiroc8)

グリム童話集3『キツネとガチョウ』☆植田敏郎＊訳☆偕成社文庫●いざ最後となるとお祈りは長く、うるさくなるのはしょうがない。

☆寺山修司*詩☆角川文庫●最後の一行のセリフ決まってます！ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 雨は自分の存在を人間のいろんな感覚に向かってアピールする だから雨が降ることはすぐわかるんだ(雨のこと・09/06/14・hiroc8)

☆きのゆり*詩☆牧村慶子*絵●こんな風な出来事は女の子ならだれもが経験しているのかもしれないね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ あなたと私は遥か遥か昔はひとつだったんじゃないかな？好きなものが同じで 性格も似ている 発する言葉もハッとする何かの理由で二つに分かれた…

グリム童話集3『金色の子どもたち』☆植田敏郎＊訳☆偕成社文庫●あんな魔法が使える金の魚はなぜ三度も捕まってしまったのか。それは漁師に幸運を与える運命だったのか。

☆寺山修司*詩☆角川文庫●怒濤となるように！ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 木のとなりで呼吸をする 少し離れたアスファルトの道より 空気がひんやりと心地よく絡みつく (空気・09/06/11・hiroc8)

☆きのゆり*詩☆牧村慶子*絵●温室で育つということは自然に逆らっているところがあります。だからこそ温室で育ったチューリップは春に咲くことを夢みるかもしれない。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 海をちゃんと知らなくても海を表現できたりするのは昔むかしの海の記憶なので…

グリム童話集3『ハンスがおよめさんをもらう』☆植田敏郎＊訳☆偕成社文庫●およめさんをもらうにはユーモアのセンスがないといけない。

☆寺山修司*詩☆角川文庫●確かに(2)。預かれないほど大きい。きっとだれも所有できないでしょう。だって海はみんなの海ですからひとりで所有するには大きすぎるのは当たり前。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 空は光る 鳥が歌う 緑が揺れる 海は波打つ 私は踊る(うれしいとき・0…

☆きのゆり*詩☆牧村慶子*絵●きっと曲がり角をまがったら恋を越えた、愛があるんじゃないかしら。 …と思いたい。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 本当はやらなければいけないのにできないのは怠慢か 今やらなくていつやろうというのだ 人生はこんなに短いというのに(海に還る前…

☆河野丈洋＊文・絵 (GOING UNDER GROUND・Dr)☆宮尾和孝＊協力☆有限会社アクアミュージックプロダクツ●これは大人向きの絵本である。 海の中に浮かぶという設定が牢獄にはピッタリで逃げられないけどなんだか素敵に思うのは自分が海が好きだからだろう。 いく…

グリム童話集3『トランプ・ハンスル』☆植田敏郎＊訳☆偕成社文庫●ここまで徹底してトランプばかりだと潔い。神様たちは何のためにハンスルの願いを叶えたのか。話を面白くするため？

☆寺山修司*詩☆角川文庫●確かにそうかもしれないこの世で一番遠い場所。 うなってしまう詩である。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 強く、颯爽と歩きたい。 胸を張って、背筋をピンと伸ばしてさ。(walk・09/06/04・hiroc8)

☆きのゆり*詩☆牧村慶子*絵●同じ感覚は持てないな。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ あなたが無造作に解き放った言葉を勝手に心で何度も反復する 自分に届いた時から 言葉はセピア色になる 新鮮じゃなくなって、日常になる そして、当たり前になったときその言葉は愛に変わる威…

グリム童話集3『のんき男』☆植田敏郎＊訳☆偕成社文庫●こじきにわずかな持ち物を分けてあげるのにほうびをたくさんもらおうとしたり、のんき男は人間らしい人なのかもしれない。 天国でペテロがリュックのことを考えなかったということが不思議でならない。ま…

『海を見せる』(海)☆寺山修司*詩☆角川文庫●海をまったく知らない盲目の少女がいたらどうやって彼女に海を見せますか。 海を知らないでも生きていけますが知っている方が豊かな気持ちになれる気がします。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ あじさいの枯れ方があんなにひどいのは…