『足』(ぼくが男の子だった頃)寺山修司少女詩集

寺山修司*詩

☆角川文庫

●どのくらいこの足で歩いてきたのだろうか。
これからもこの足で歩いていくんだ。自分を死にはこんでいくものだとしても。
さみしい歩幅なのは人生だからでしょう。

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時間は常に流れている
自分が立ち止まりたくてもそんな意見なんか聞き入れない
ただ、いやでも止まらなくなってしまったときに気づくんだ
流れているということがどんなに幸せであるか
(幸せは日常の中にしか存在しない・09/10/18・hiroc8)