『三羽の鳥』(時には母のない子のように)寺山修司少女詩集

寺山修司*詩

☆角川文庫

●鳥になれない三羽はとぶことをやめて詩を書いたという発想が素敵だ。

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どこまでもおちていく
底はどこにあるんだ
地球の中でたったひとりぼっち
落ちていく速度はかわらない
一番底に着いたならまた浮上できるのだろうか
でもほんのなんでもないことで救われるんだな
単純でよかったのかもしれない
(君のコトバ・10/08/02・hiroc8)