『片目のジャックはお好き?』(ぼくが男の子だった頃)寺山修司少女詩集

寺山修司*詩

☆角川文庫

●すべては彼女のためにある。

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なんだかわからぬ落ち込みにおそわれどっちに進めばいいかわからなくなる
方向を見失ってやみくもに歩いたら
いつしか力尽きていた
やりとげられないまま力尽きていた
だから寝てるひまなんかないんだよ
また立ち上がって進まなきゃ
タイムオーバーになる前に

(人生は一瞬の刹那・09/10/26・hiroc8)