ねこじゃらしの野原(とうふ屋さんの話・ねこじゃらしの野原)

ねこじゃらしの野原 (文学の扉)

ねこじゃらしの野原 (文学の扉)

『ねこじゃらしの野原』

安房直子・作

☆菊池恭子・絵

講談社

●ねこじゃらしの野原は私にとって子どもの頃当たり前にあった景色。
私のねこじゃらしの野原はもうない。

だからこのお話はなつかしい場所を容易に思い出させてくれる。お話と一緒に子どもの頃に遊んだねこじゃらしの野原を思う。

そこには昔飼っていた飼い猫が猫の豆腐屋として店を出している。

もしかするとその角をまがるとあのねこじゃらしの野原に行けるのかもしれないな。