エプロンをかけためんどり(遠い野ばらの村)

童話集『エプロンをかけためんどり』

安房直子

ちくま文庫

●現実とファンタジー
大人とこどもが相対したお話。

大人はどこまでも現実的でファンタジーは子どもの柔軟な心であればよみがうるもので広がっていく。

要は自分がファンタジーの世界をみることができるかどうか。

このお話を読むと大人になっても初美に感情移入をしてしまう。