日暮れの海の物語(だれにも見えないベランダ)

『日暮れの海の物語』

安房直子

講談社文庫

●日暮れの海がさみしいみたいにこのお話はもっとさみしい。
命をかけるくらいの願いはよく考えないといけない。それと同じくらいの見返りが必要なのだから!

でも、願いが大きくて切実なほど頼りたくなるものだと思う。