腰折れすずめ

わらしべ長者―日本の民話二十二編 (岩波の愛蔵版)

わらしべ長者―日本の民話二十二編 (岩波の愛蔵版)

『腰折れすずめ』
わらしべ長者-日本の民話二十二編-
木下順二
☆赤羽末吉画
岩波書店

●二人のおばあさんがでてきて、腰を折ったすずめの世話をしてあげて
お礼をそれぞれもらうというシンプルなお話です。
そして、二人が対象的に描かれているためラストまでのストーリーは読者が納得するような結果になっている。
人間のみえを上手く使って、ひとりのおばあさんの人生の顛末を描いている。
人がみているいないにかかわらず愛を持った行動は報われるはずでしょう。
例え、すぐには叶わなくても。だれもみていなくても自分のした行動には何かしらの結果がついてくるように思う。だから、良心の元に行動を起こしたい。
虫まみれはかなりいやですもん←まだそう思えるうちは大丈夫??
その前に自分が行うことは愛が基本にあるならばそれは厳しくてもやさしくても正しいことかもしれない。