『プロローグ』(愛する)寺山修司少女詩集

寺山修司*詩

☆角川文庫

●そんな地平線ならまっすぐではいかないか。

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日常のすぐそこにあった透明でひかる銀の糸
風で通信して
離れてる仲間に伝わる情報
キミの獲物は駅から駅へ
木から木へ移動する
いつの間にかキミに張り巡らされたきれいな銀の糸がからみつく
(銀の糸・10/02/07・hiroc8)