グリム童話集1『マリアの子ども』
☆矢崎源九郎*訳
☆偕成社文庫
●人間はあまのじゃくであると思う。
開けてはいけないと渡された鍵をどれほどの人が開けないでがまんできるのか!
ましてやしあわせなでゆったりしている時間の中ならなおのこと。
人は自ら不幸に飛び込んでいくものなのか。
そして開けたのに開けていないと言ってしまう人間の心理とは。素直になれないのは特性なのかもしれないな。
めんどうをみてあげるのは子どもだけだったというところが少し悲しい気もするが大人の今は自己責任であるから自分のことは自分で片付けなければいけない。